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9月経常黒字は前年比で7カ月連続縮小 [経済指標]

9月の日本の経常収支黒字額は前年比で7カ月連続縮小した。
米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題に端を発した欧米経済の減速の影響で輸出が不振だった一方で、原油高騰の影響で輸入額の増加が続いた。
貿易収支は2カ月ぶりに黒字に転換した。

財務省が11日発表した国際収支状況によると、9月の経常黒字額は前年同月比48.8%減の1兆4979億円となった。
このうち、貿易収支の黒字額は同86%減の2471億円、所得収支の黒字額は同4.7%増の1兆4839億円。

経常収支を構成する貿易収支と所得収支の2本柱のうち、貿易収支は原油など資源高を受け輸入額が12カ月連続で増加した一方で、輸出額は米国や欧州連合(EU)向けが減少するなど低迷した。
世界的な金融不安が実体経済に波及しつつあり、外需頼みの日本経済の先行き不安が強まっている。

みずほ総合研究所の大和香織エコノミストは発表後、「世界的な景気減速を受け日本の輸出の伸びが落ちている一方で、資源価格の高騰により輸入の金額が増加したため、貿易黒字幅が縮小し、経常収支の押し下げに寄与した」と指摘。今後の見通しについても「輸出が昨今の世界経済の悪化を受けて悪化しており、この状況が続く」としている。


貿易収支をみると、輸出額はアジア向けの鉄鋼や鉱物性燃料が堅調だったものの、欧米向けの自動車などの減少から前年同月比2.1%増の7兆352億円と微増にとどまった。輸入額は同32.7%増の6兆7881億円だった。

季節調整済みでみると、9月の経常黒字額は前月比7.5%増の9705億円、 貿易収支は766億円の赤字となった。

9月の貿易統計確報(通関ベース)では、貿易黒字額は前年同月比94.5%減の885億円と7カ月連続で減少した。
輸出額は同1.5%増の7兆3640億円と3カ月連続の増加、輸入額は同28.8%増の7兆2755億円と12カ月連続の増加だった。

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