米ＭＢＡ住宅ローン申請指数

全米抵当貸付銀行協会（ＭＢＡ）が９日発表した４日までの１週間の住宅ローン申請指数（季節調整済み）は、前週比7.5 ％上昇の513.4となった。
住宅価格の下落で住宅購入意欲が若干高まった兆候が示された。
前週は3.6％上昇の477.4だった。

ＭＢＡによれば、購入指数は365.8と、前週の342.8から6.7％上昇した。
借り換え指数は8.7％上昇の1379.3（前週は1269.2）となった。

業界団体のクレジット・ユニオン・ナショナル･アソシエーションのエコノミスト、ビル・ハンペル氏は「これまでにない大幅な住宅価格の下落で住宅販売が安定し始めてきた。しかし、住宅市場はまだ苦境を脱していない」と語った。

住宅ローン30年物固定金利は平均で6.43％と前週の6.33％から上昇した。
15年物固定金利は平均5.94％と、前週の5.90％を上回った。
変動金利型住宅ローンの１年物金利は7.24％と、前週の7.14％を上回った。

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