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5月のユーロ圏生産者物価 [経済指標]

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が2日発表した5月のユーロ圏生産者物価指数は、前年同月比7.1%上昇し、1990年の統計開始以来で最も高い伸び率となった。
エネルギーと食料品の大幅な価格上昇が影響し、インフレ加速が定着するとの欧州中央銀行(ECB)の懸念を強める形となった。
4月は6.2%上昇(改定前=6.1%上昇)に上方修正された。

5月の指数は前月比では1.2%上昇。

食料品とエネルギーの大幅値上がりで企業支出が増加。
企業はコスト上昇分を消費者向け製品の価格に転嫁し、ユーロ圏のインフレ率を押し上げている。
ECBは先に、インフレ抑制に向け3日の政策委員会で政策金利を0.25ポイント引き上げ4.25%にすることを示唆している。
利上げなら、政策金利は7年ぶりの高水準となる。

JPモルガン・チェースの欧州担当シニアエコノミスト、シルビア・ペピノ氏(ロンドン在勤)は、「ECBの利上げを確信させる多くの理由がある」と述べ、「生産者物価のインフレ率は過去最高水準となり、今年1-3月の賃金上昇率も大きく伸びたことが発表された。製造業購買担当者指数(PMI)の構成項目など、企業の価格決定を示す指標も引き続き高まっている」と指摘した。

5月のエネルギー価格は前年同月比18.2%上昇と、2年ぶりの高い伸びとなった。
4月は14.5%上昇だった。過去1年で倍になった原油価格は今週、1バレル当たり144ドルと終値としての過去最高値を更新した。
食料品価格は9.6%上昇(4月は9.8%上昇)。
トウモロコシ相場は過去1年で93%上昇し、6月27日に過去最高値となる1ブッシェル=7.9925ドルとなった。

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