６月の米製造業耐久財受注

米商務省が25日に発表した６月の米製造業耐久財受注額は前月比0.8％増と、前月の0.1％増（速報値は前月比変わらず）から伸びが加速した。

変動の大きい輸送用機器を除く受注は２％の増加と、年初来で最大。前月の0.5％減少からプラスに転じた。

設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財受注は1.4％増（５月は0.1％減）。
国内総生産（ＧＤＰ）の算出に使用される同項目の出荷も 0.7％増加と、前月の0.2％増から伸びが加速した。

６月の自動車・同部品の受注は1.8％増と、2007年７月以来で最大の伸び。
自動車部品メーカー、アメリカン・アクスル・アンド・マニュファクチャリング・ホールディングスが、ストライキを終結した影響が反映されている可能性がある。
アメリカン・アクスルは、米自動車大手ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）最大の部品供給メーカー。
ＧＭは６月16日にフル稼動に戻った。

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