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3月経常黒字は前年比12%減 [経済指標]

3月の日本の経常収支黒字額は3カ月ぶりに前年同月を下回った。
貿易収支は原油高騰による輸入額が増えた一方で、輸出はこれまで米国向けの減少を穴埋めしてきた新興国向けも低迷し、5カ月連続で黒字額が縮小。
所得収支の黒字幅の拡大も小幅にとどまった。財務省が14日発表した国際収支状況によると、3月の経常収支黒字額は前年同月比12.3%減の2兆8825億円となった。
このうち、貿易収支の黒字額は同29.0%減の1兆2507億円、所得収支の黒字額は同6.6%増の1兆9599億円。

経常収支を構成する貿易収支と所得収支の2本柱のうち、貿易収支は原油高に伴い輸入額が増加。輸出額は米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題に端を発した米経済減速の影響を受け、米国向けが減少しているほか、好調だった新興国向けも低迷。所得収支は資産残高の増加により9カ月連続で黒字幅が拡大したが、伸び率は前月(前年同月比14.3%増)を下回った。

3月の輸出額は前年同月比2.8%増の7兆3519億円と、前月(同9.0%増)に比べて伸び率が鈍化。
輸入額は同13.2%増の6兆1012億円だった。輸出額、輸入額ともに1985年1月の現行統計移行後の最高額。季節調整済みでは、3月の経常黒字額は前月比42.9%増の2兆966億円、貿易黒字額は同63.5%増の7954億円だった。

財務省が先月発表した3月の貿易統計速報(通関ベース)では、原油価格の高騰が輸入額を押し上げた一方で、輸出の伸びも減速したことから、前年同月比で2カ月ぶりに黒字額が減少した。
輸出額は米国向けが7カ月連続で減少したほか、欧州向け、アジア向けもともに一けた台の伸びにとどまった。

同日、発表された2007年度中の経常黒字は前年度比16.1%増の24兆5500 億円と5年連続で過去最高を更新した。
輸出は同9.9%増の80兆9522億円、輸入は同9.6%増の69兆2423億円で、いずれも6年連続で過去最高額を更新。
所得収支は同17.6%増の16兆7628億円と5年連続で増加した。



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