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12月の米自動車販売36%減 [経済指標]

大手自動車各社が5日発表した2008年12月の米自動車販売によると、リセッション(景気後退)による需要低迷で業界全体の販売台数は前年同月比36%減となり、昨年の年間販売台数は16年ぶり低水準に落ち込んだ。

ゼネラル・モーターズ(GM)の国内販売は1959年以来で最低となった。
トヨタ自動車とホンダは前年同月比で35%以上減少し、08年全体の販売台数は90年代半ば以来の前年比マイナスとなった。
クライスラーは53%の大幅減を記録。
フォード・モーターは32%、GMと日産自動車は31%、それぞれ減少した。

GMとクライスラーは12月19日に連邦政府による支援を受けたものの、自動車購入者の悲観論や米自動車ローン市場の信用収縮の影響を克服できなかった。
オートモーティブ・ニュースによると、GMの08年のライトビークル販売台数295万台は49年ぶりの低水準。
フォードの08年販売台数は47年ぶりの水準に低迷した。

オートパシフィック(ミシガン州サウスフィールド)のアナリスト、ステファニー・ブリンリー氏は、「08年は過去最悪の部類の年だったが、今年はさらに悪化するだろう。ガソリン価格が問題なのではない。信用の問題でもない。消費者信頼感の悪化が問題だ。消費者信頼感の落ち込みは世界規模で広がっている」と語った。

ただGMの12月の販売台数は、予想平均の41%減に比べて小幅な落ち込みだった。
同社のセダン「シボレー・マリブ」の納入が43%増加したことが減少に歯止めをかけた。

トヨタの12月の販売台数は前年同月比37%減だった。
大半のモデルを対象に10月2日から金利ゼロの自動車ローンを提供したが、販売てこ入れにはつながらなかった。
ハイブリッド車「プリウス」の米国販売は45%減、大型ピックアップトラック「タンドラ」は52%減、高級車「レクサス」は32%減だった。

ホンダの販売台数は同35%減少した。
トヨタの年間販売台数が前年比でマイナスとなるのは1995年以来。ホンダは93年以来。

自動車業界分析会社オートデータによれば、米自動車メーカーの08年国内市場シェアは47.5%と、初めて50%を割り込んだ。昨年は51%だった。
アジア勢は44.6%、欧州勢は7.8%だった。

業界全体での年間販売台数は1320万台。07年は1610万台だった。
また、 12月の季節調整済み年率換算販売台数は1030万台(11月は1020万台)だった。

市場調査会社JDパワー・アンド・アソシエーツの自動車アナリスト、トム・リビー氏は「今が底だ」と述べ、「消費者は購入を控えているが、それは責められない。貯蓄や純資産がこれほど減ると、販売台数が大幅に減少しても驚きではない」と語った。

欧州勢も米国勢やアジア勢とともに、販売台数が減少した。
ダイムラーの「メルセデス・ベンツ」と「スマート」の12月の販売台数は24%減。
フォルクスワーゲンは14%減、同社の「アウディ」部門は9.3%減。
BMWの「BMW」と「MINI」は36%減だった。

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