８月の独ＰＰＩ

ドイツ連邦統計庁が19日発表した同国の８月の生産者物価指数（ＰＰＩ）は前年同月比8.１％上昇となった。
エコノミスト予想を下回り、ドイツでのインフレ圧力後退が示された。

７月のＰＰＩは同8.9％上昇だった。

ドレスナー・クラインオートのエコノミスト、ライナー・ギュンテルマン氏は「エネルギー価格が大幅に下がり、緊張が和らいだ」としながらも、「欧州中央銀行（ＥＣＢ）は当分、利下げをしないとの見方は変わらない」と述べた。

８月のＰＰＩは前月比では0.6％低下だった。
エネルギー価格は前年同月比では22％上昇だったものの、前月比では2.5％低下した。
エネルギーを除いたＰＰＩは前年同月比3.5％上昇だった。

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